2002年のクラス会は軽井沢ガムマ山荘で開かれました
今回のクラス会は鷲沢君の所有するガムマ山荘で開いた。丁度忙しい時期であったか、参加は8名、しかも5月だと言うのに梅雨のような天気になった。先ず日本人が作った最古のホテルという、重要文化財三笠ホテルを見学した。同ホテルは既に宿泊、食事等の営業はしていないが見学はできる。
三笠ホテルから戻って、旧軽銀座をぶらつく。未だ寒さも残り、雨模様の所為もあって、人通りは左程多くもない。並ぶお店も衣料品店が多く、新設のアウトレットに取られたか、お客は少ない。早速だが、昼食はブランジェ浅野屋で取る。ここはスペイン製の大きな石窯で焼く香ばしいパンが人気の店。
昼食後、小瀬温泉に行ってみた。しかし同温泉はお風呂だけ使わして貰うことはできなかった。やむなく小渓流に沿って散策した。付近の緑は鮮やかで、渓流の水は澄み、クレソンなどが生き生きと生えていた。
小瀬温泉より少し登ると、白糸の滝がある。本来はその先の峰の茶屋まで行って、そこから白糸の滝まで歩いて降りてくる予定だったが、折り悪く雨が降り出したので、直接滝に行った。
さらに、浅間山の天明3年(1782年)の大噴火で埋没した鎌原村を訪ねた。大噴火で延命神社の石段を駆け上がった者が生残ったと言う。噴火200周年(約20年前)に大規模な発掘調査が行なわれ、その石段を上がり切れずに絶命した母娘の白骨遺体が発掘されたのは有名。
帰路、スーパーに寄って、夕食の鍋の食材など仕入れて、ガムマ山荘に到着。早速荷を下ろし、近くの照月湖温泉まで徒歩で風呂を貰いに行く。雨も上がって、林間の緑が美しい。旧軽井沢とは少し違う北軽井沢の静かな良さを満喫。
夕食は先ずカナッペにワイン・ビールから始まり、刺身・鍋に酒、そして再びワインに戻る。おとこ料理に舌鼓を打ち、夜更けまで語らいが続いた。山荘の主人の姿も幸せそう。(右の写真)
ガムマ山荘の朝は良い天気だった。早速朝食の用意に精出すコック達。エプロン姿がよく似合う。
ガムマ山荘の庭には明るい緑の中に、鮮やかな橙色の蓮華つつじが自生している。あまり近寄れないので、写真は良くないがきれいだった。
第2日は好天気の中、蓮華つつじを求めてドライブした。湯の丸高原の上の方は未だ花は咲いていなかった。昼食は信濃追分の蕎麦屋に寄った。そこで再び雨が降り出し、腰を痛めた病人も出たので、予定を変更して一路帰京した。
参加人数は少なかったが、始めての自炊によるクラス会となり、存外満足の行くものと成った。