2010年9月11日、女性3人、男性9人、総勢12人が当クラスメートで地元に嫁いだ小菅(旧姓白銀)啓子さんの招待でぶどう狩りに出掛けた。当日は見事な快晴で、山々の素晴らしい眺めに恵まれ、午後は照り返しも強く、日差しは暑かったが、健康的な楽しい一日を過ごした。
9:30新宿発特急かいじ号に乗り、11:00頃勝沼ぶどう郷に到着。さっそく原茂園(はらもえん)に向かった。原茂園は、案内書によると、代々当地でぶどう作りに携わってきた歴史ある農園で、ここのご主人は小菅さんの亡きご主人と友人の間柄であった。
農園に着くや、早速パンとソーセージ、新鮮な野菜類の洒落た昼食と、一部の者は白ワインやビールなどを飲み、一休みして農園に向かった。ぶどう狩りは初めてというものも多く、どういうぶどうが甘くておいしいかと見分け方やどこから切り採るかなど手ほどきを受けて、ぶどう狩りを始めた。
採ったぶどうは計量し、代金を払い、かごに入れて持ち帰る用意を、もしくは宅急便で送り、またワインの欲しいものは原茂製の甲州ワインなど買って送った。
原茂園のご主人・奥さんの見送る中、タクシーに分乗して万力公園に向かった。ここの公園の背の高い緑陰の散策は涼しく、いい空気を感じた。
やや汗をかいたところで、再びタクシーに乗り、初花温泉に部屋を取り、近くの根津記念館を見に行った。東武鉄道の創立者根津氏はここの出身とかで、立派なお屋敷と庭園であった。記念館から見る富士はとても近く感じた。
帰って温泉に入ったが、ここの温泉はぬるい湯で、ゆったりと浸ってものぼせたりせず、当日のような暑い日には最適であった。湯からあがって飲むビールの味はまた最高であった。ぶどう園から貰ってきたぶどうのつまみもおいしかった。ワインも買ってくればなおよかったかもしれない。
この温泉は昨日テレビで見たと言う人がいて、ここは元々うなぎ屋だったと紹介して、それではうなぎも食べてみようと、食べたらとてもあっさりしたおいしいうなぎであった。
(写真:堀内氏提供)
山梨市駅から、また特急かいじ号で帰った。小菅さん、楽しい一日をありがとう。